いつか登れる日が

店長のつぶやき

こんにちは!
京急蒲田駅から徒歩2分、JR蒲田駅から徒歩7分のクライミングジムKrimpです!

先日のKrimp大忘年会に大勢のご参加ありがとうございました!普段Krimpをご利用いただいているみなさんと膝を交えて美味しくビールを飲むことが出来てシアワセでした。楽しい時間をありがとうございます。それにしても、クライミングの話をした記憶が一切無い。。

そんな忘年会の翌日に、都心から最も近く、そして有名なボルダーエリアのひとつ、御岳渓谷で登ってきました。この御岳は渓谷ですから、川原に転がる大きな岩を登る対象にしています。そのなかにデラシネと呼ばれる岩があります。僕がクライミングを始めた頃、デッドポイントやヒールフックといったクライミングのムーブを覚えたのがこの岩です。比較的下地が平らなのと、高さが程よい岩なので、初心者の方が取り組むにはちょうどよい岩でオススメです。

そんなデラシネの対岸にも、クライミングの対象になっている無名の岩があります。その無名の岩はとにかく下地が悪く、岩でデコボコでほぼ年中水没しています。デラシネで必死になって登っていたあの頃の僕は、その対岸の岩をいつも眺めては「いつかあれを登ってみたいな。登れる日がくるかな」と漠然と考えていました。数年前、それを目標に変え、水位の下がる冬にトライしてみたことがあります。しかしその時は岩を前にしてもムーブが思いつかず、解決できませんでした。完全な実力不足でした。

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2013年12月の飲み過ぎた翌日、そんなしょっぱい思い出の岩を覗いて見ると、水位が下がっていてトライできる状態になっていました。「やってみるか・・・」前回のトライから数年、自分の成長を試されてるようで、ドキドキしながら岩の前に立ってみました。はたして今回はすぐにムーブのイメージが湧き、完登までの道程に明かりが灯り始めました。なんといっても下地が悪いので無理にムーブを起こさず、少しずつ確認しながら手を進め、トライを重ねます。そして感触が確かなものになった時、一気に集中を高めて最後のトライに臨みました。意識と行動がずれること無く、岩の上に立つことができました。

今回登った課題のグレードは2級となっています。自分の限界グレードではないですし、無名の岩の無名の課題です。でも、僕の個人的なクライミング生活において、この成果はとても意義のある出来事のひとつであることは疑いようがありません。登るたびに筋肉痛になり、すぐにパンプして1時間も登っていられないほどの初心者だった頃に、対岸の彼方にあったその岩とその課題はとてもとても遠い存在でした。やっとそこにたどり着くことができたのです。永かったな。

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この文章をここまで読んで下さったみなさんには大変申し訳ないのですが、みなさんがこの出来事から得る教訓のようなものは皆無かもしれません。むしろ読んだ分の時間を失うだけだったりしますよね。でもクライミングってそういうものだったりしませんか。ごく個人的なこだわりと満足のために、わずか数メートルに何年もかけたりして。僕はそんなクライミングが大好きです。

(こ)

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